兵庫県と万博の関わり

これまでの万博

~1867年パリ万博から2025年大阪・関西万博まで~

1867

パリ万国博覧会

日本が初めて参加した国際博覧会。江戸幕府と薩摩、佐賀両藩がそれぞれ陶器や漆器など工芸品を展示。

※国立国会図書館ウェブサイトから転載

1970

大阪万博

アジア初の国際博覧会。テーマは「人類の進歩と調和」。

兵庫県の主な出展
  • 丹波立杭窯(たんばたちくいがま)の「黒釉灰被壺(こくゆうかいひこ)」の展示
  • デカンショ節、淡路島のだんじり踊りを披露
1981

神戸ポートアイランド博覧会

ポートアイランドで開催された地方博覧会。テーマは「新しい“海の文化都市”の創造」。兵庫縣館においては、ビデオライブラリー(ひょうご再発見)として、兵庫県の自然・歴史・伝統文化・習俗など県内高校生の制作した映像を公開。また、ひょうごナウ(市町の日)として、現代の兵庫県を様々な角度から紹介するため、県内20市70町(当時)を23グループに分け週替りでPRを実施。

1989

89姫路シロトピア博

姫路市の市政100周年行事。テーマは「美しい城 美しい人 美しい時」。姫路城、姫路市立美術館、兵庫県立歴史博物館、姫路市立動物園の既存施設を会場として活用。
姫路城では非公開部分の一般公開が行われ美術館や歴史博物館では特別展示を実施。

2000

国際園芸・造園博のジャパンフローラ2000

兵庫県淡路町・東浦町(現在は2町共に淡路市)で開催された博覧会。テーマは「人と自然のコミュニケーション」。

2005

愛・地球博

21世紀最初の国際博覧会。テーマは「自然の叡智 Nature's Wisdom」。

兵庫県の主な出展
  • コウノトリ野生復興プロジェクト
  • 「兵庫県の日」として、震災10周年にあたり元気な兵庫をPR
  • デカンショ節の披露
2015

ミラノ万博

ヨーロッパでは21世紀最初の登録博。テーマは「地球に食料を、生命にエネルギーを」。

兵庫県の主な出展
  • 「食祭ひょうご」として、神戸ビーフや灘の酒等のPRや、淡路人形浄瑠璃の上演
  • 日本館では、手延べそうめんや淡路島の玉ねぎをPR
2025

大阪・関西万博

SDGs達成への貢献、Society5.0の実現を目的に開催。テーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」。

兵庫県の主な出展
  • 地域の「SDGsを体現する活動の現場そのもの(フィールド)」を地域の人々が主体となって発信し、多くの人を誘い、見て、学び、体験していただく「ひょうごフィールドパビリオン(FP)」 を展開する。
  • 万博会場の関西パビリオン「兵庫県ゾーン」と県内拠点である兵庫県立美術館において、FPをはじめ、歴史・文化・観光資源などの多彩な魅力を展示を通じて発信。
  • 万博開催期間中、国際博覧会協会が実施するテーマウィークプロジェクトに連動し、兵庫県が独自のテーマウィークを設定し、県や企業、FPプログラム提供者が万博会場や兵庫県立美術館等県内各会場において、テーマに応じたPR事業を複層的に展開。