繊維生地のプロフェッショナルから学ぶ、サスティナブル繊維「ウール」の可能性を知る工場見学ツアー

播磨

繊維生地のプロフェッショナルから学ぶ、サスティナブル繊維「ウール」の可能性を知る工場見学ツアー

体験内容

  • スクールユニフォーム生地の生産で国内最大の基幹工場である印南工場にて、製織と整理仕上げ工程(反染工程を含む)や染色の試験室などを職員の説明を聞きながら見学する。
  • 参加者に繊維の特徴を実験を通して主体的に学んでもらう「ウールLABO」の実施。特にウールについては、その優れた性質を日本毛織株式会社の取り組みを交えて伝える。
  • 日本毛織株式会社を支えた社員が生活していた社宅群を散策し、当時の生活の様子を見学する。

オプションプログラム

  • 観光歴史ガイド(プログラム終了後、ニッケ社宅群から加古川駅までの区間にある観光歴史スポットを案内、料金無料、1時間程度)

テーマ性

  • 1896(明治29)年創業の日本毛織株式会社、通称ニッケ。創業から2年後、1898年には加古川工場を、1919年には印南工場を、加古川市に設立。それ以来、ラシャやモスリンの製造に始まり、100年以上にわたり、生活に欠かせない衣服の生地を製造し、加古川市とともに発展してきた。
  • 特に天然繊維のウールを用いた生地には定評がある。繊細な色合いの違い、先進技術を活用した機織、そしてそれらが組み合わされて表現されるきめ細やかな仕上がりなど、ウールが持つ魅力を最大限引き出すとともに、学生服や制服として多様なニーズにも対応してきた。他にはない仕上がりを実現する行程を、間接光が天窓から柔らかく注ぎ込む、のこぎり状の屋根の中での工場見学を通じて体感することが出来る。
  • 本プログラムでは、「ウールLABO」と称し、快適な衣生活を送るための知識・ウールの優れた性能をはじめ、様々な繊維の特徴について、実験を通して参加者が主体的に学べるもの。ファストファッションがもたらした衣服業界の変化や、持続可能な衣料のあり方について思慮を深めることができる。
  • また、明治末期から昭和初期に建造された社宅群は、従業員が居住した木造長屋や外国人技師が生活していた異人館が、現在でも当時の姿のまま残る貴重な街並み。映画等の撮影でも活用されるノスタルジックな原風景に、諸行無常の中にある悠久の歴史への思いをはせてみてはいかがだろうか。

インスタグラム

SDGs

体験場所

ニッケ印南工場・日本毛織社宅群

実施日

【令和6年開催日】
6/20(木)、7/25(木)、8/29(木)、9/26(木)、10/17(木)
※いずれの開催日も13時開始

所要時間

約3時間

料金

無料

受入可能人数

個人申込の場合は上限20名まで
同一団体からの申し込みの場合のみ上限40名まで可能

予約

予約方法

(一社)加古川観光協会に電話(079-424-2170)
または申込フォームにて申込み。
https://forms.gle/fW42dKshJJy3RZv48

通訳

実施主体

(一社)加古川観光協会

問合せ先

(一社)加古川観光協会
住所  兵庫県加古川市加古川町溝之口800
連絡先  079-424-2170
mail  katsudemi@kako-navi.jp
https://kako-navi.jp/

アクセス

JR「加古川」駅から徒歩30~40分
神姫バス(51番、53番、54番) 加古川駅南側乗り場より乗車→船頭(ふなもと)下車→徒歩10分
※12:15発の都台行きに乗車されると開催時間近くに集合が可能です。

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駐車場

よく見られているプログラム

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