野生復帰したコウノトリが教える地域環境づくり

但馬

野生復帰したコウノトリが教える地域環境づくり

体験内容

  • 観察 「園内ガイドとコウノトリの観察」
  • 講話 「コウノトリの野生復帰と自然環境」
  • 見学 「豊岡市立コウノトリ文化館内の見学」 の中から希望内容や滞在時間に合わせてプログラム内容を決定

テーマ性

  • かつて日本の空を羽ばたいたコウノトリ。つがいが添い遂げることから、幸福や子宝のシンボルとされる。主な餌は両生類・昆虫など水生生物であることから、稲作が行われてきた日本、なかでも湿田が一面にひろがる豊岡盆地は最適な越冬地であった。
  • しかし、農業や街の近代化が進むなかで、農薬による環境汚染や餌場の喪失により、日本の野生のコウノトリは1971年に絶滅した。一方で、研究者によるロシアから寄贈された6羽の幼鳥の人工飼育・繁殖と併せ、農業者有志による減農薬・無農薬農業の取り組み、行政による水路や河川の生物生息環境の改善など地域が一体となった取り組みが進められた。地域の小学生達も、無農薬米の消費拡大に向けた活動を行った。
  • その結果、2005年には念願のコウノトリ野生復帰が成し遂げられ、今では兵庫以外の地域にも飛来し、繁殖地を日本各地に広げている。本プログラムでは、この一連の出来事を深く学ぶことができる。

インスタグラム

SDGs

TOPIC

体験場所

兵庫県立コウノトリの郷公園

実施日

通年(休園日:月曜日(休日に当たるときはその翌日),および12月28日~1月4日(原則))

所要時間

30分~2時間

料金

無料

受入可能人数

プログラムによる。
講話・見学は大人数対応可能

予約

観察・講話は要予約

予約方法

兵庫県立コウノトリの郷公園まで電話で予約(0796-23-5666)

通訳

実施主体

兵庫県立コウノトリの郷公園

問合せ先

兵庫県立コウノトリの郷公園
住所 兵庫県豊岡市祥雲寺128
連絡先 0796-23-5666
メール  regist@stork.u-hyogo.ac.jp
受付時間 AM9:00~PM5:00

アクセス

公共交通機関:JR「豊岡駅」より全但バス約15分 コウノトリの郷公園下車すぐ
車:北近畿豊岡自動車道「但馬空港IC」から車で約20分

Google Map

駐車場

無料駐車場 約80台あり(大型バス駐車可)

特記事項

・ペットの持ち込み禁止(但し、補助犬は除く)
・動植物の採集禁止
・園内禁煙(所定の場所を除く)

よく見られているプログラム

プログラム一覧