- 日本の縮図
但馬ローカルぶらり旅
公共交通機関を中心に、但馬のフィールドパビリオンや鳥取砂丘を周遊する旅
所要時間1泊2日
交通手段公共交通機関(タクシー含む)
予算目安7万円程度~
START
1日目
JR「京都駅」から「豊岡駅」まで特急列車で約130分
「豊岡駅」から「コウノトリの郷公園」までタクシーで約15分
❶コウノトリの郷公園《体験》
つがいが添い遂げることから、幸福や子宝のシンボルとされるコウノトリ。実は、農業や街の近代化が進むなかで、農薬による環境汚染や餌場の喪失により、日本の野生のコウノトリは1971年に絶滅しました。そこで、研究者により、ロシアから寄贈された6羽の幼鳥の人工飼育・繁殖の他、農業者有志による減農薬・無農薬農業の取り組み、行政による水路や河川の生物生息環境の改善等により、2005年にコウノトリの野生復帰が成し遂げられました。
ひょうごフィールドパビリオンのプレミアプログラム『野生復帰したコウノトリが教える地域環境づくり』では、コウノトリの観察や一連の出来事について、深く学ぶことができます。
- 住所:
- 豊岡市祥雲寺128
- URL:
- https://expo2025-hyogo-fieldpavilion.jp/program/15
問合せ先:兵庫県立コウノトリの郷公園(上記URL参照)
「コウノトリの郷公園」から「豊岡駅前」までバスで約15分
JR「豊岡駅」から「城崎温泉駅」まで電車で約25分
❷城崎温泉《町巡り体験》
多くの著名人が訪れる城崎温泉は、1300年の歴史がある古い町並みと新しさが融合した伝統ある温泉地で、浴衣と下駄で巡る湯巡り発祥の地です。1925年の北但大震災以降、城崎温泉は「共存共栄」の精神で、それぞれの旅館が「客室」、駅が「玄関」、道は「廊下」、土産物屋は「売店」で、外湯が「大浴場」というように、「まち全体が1つの宿」を合言葉にまち全体で付加価値を高めていく取組をしています。
ひょうごフィールドパビリオンのプログラム『選べる新旧 城崎温泉町めぐり (音声ガイダンスでめぐる城崎温泉&古地図でめぐる城崎湯島)』では、城崎の案内人とともに明治の古地図と現在の城崎温泉地図を照らし合わせながら、解説付きでめぐり、持続可能なまちづくりを学ぶことができます。
- 住所:
- 豊岡市城崎町湯島78
- URL:
- https://expo2025-hyogo-fieldpavilion.jp/program/53
問合せ先:城崎温泉観光協会(上記URL参照)
城崎温泉駅から徒歩で約10分
❸麦わら細工伝承館《体験》
兵庫県伝統工芸品の一つ「麦わら細工」。約300年前に因州(鳥取県)からきた半七が竹笛や独楽などに色とりどりの麦わらを貼り、お土産として販売し、宿代の足しとしたのが始まりと言われています。麦わら細工は、様々な色に染めた麦わら(麦の茎)を縦に割いて伸ばし、模様をつくり、ご飯糊で桐箱等に貼った工芸品で、麦本来の艶と輝きがあるのが特徴です。
ひょうごフィールドパビリオンのプログラム『城崎温泉発祥の伝統工芸品 「麦わら細工」 歴史とものづくり、新しい芸術性の体験』では、麦わら細工の歴史や芸術作品を簡素化するとともに、小さな麦わら細工の製作を体験することができます。
- 住所:
- 豊岡市城崎町湯島357-1
- URL:
- https://expo2025-hyogo-fieldpavilion.jp/program/183
問合せ先:城崎麦わら細工振興協議会(上記URL参照)
麦わら細工伝承館から徒歩圏内
❹城崎温泉《外湯めぐり/宿泊》
情緒溢れる町並みが残る城崎温泉では、旅館をベースに、浴衣を着て温泉街の外湯や飲食店、土産物店を巡るのが城崎スタイルです。
城崎温泉の外湯は、近接していても温泉ができた時期や、建物、お湯の温度も違い、どの温泉にも個性があります。城崎温泉のはじまりといわれる、道智上人が一千日祈願して湧き出した「まんだら湯」をはじめ、鴻の湯等、7つの施設で外湯めぐりを楽しむことができます。
- 住所:
- 豊岡市城崎町
- URL:
- https://kinosaki-spa.gr.jp/
問合せ先:城崎温泉観光協会(上記URL参照)
2日目
JR「城崎温泉駅」から「香住駅」まで電車で約30分
コミュニティバス「香住駅」から「保安署前」まで約10分
❺香住海岸《体験》
ユネスコ世界ジオパーク遺産に認定されている山陰海岸国立公園「香住海岸」には、かえる岩・めがね岩・青の広場など数々の奇岩や洞門、洞窟が存在します。
ひょうごフィールドパビリオンのプログラム『小型船で巡る海の観光遊覧』では、香住の海を知り尽くした漁師歴数十年のベテラン船長を中心としたガイドとともに周遊します。4〜5人乗りの小型船に乗り、大型船では近づくことが難しい神秘的な洞門に入ることができ、透明度の高い海と圧巻の岩肌を海上から間近で味わうことができます。
- 住所:
- 香美町香住区香住1396
- URL:
- https://expo2025-hyogo-fieldpavilion.jp/program/180
問合せ先:かすみ海上タクシー事業協同組合(上記URL参照)
コミュニティバス「海の文化館」から「香住駅」まで約15分
JR「香住駅」から「餘部駅」まで電車で約10分
❻余部鉄橋《体験》
旧余部鉄橋は、明治45年1月に完成した東洋随一の鋼トレッスル橋で、我が国有数の橋梁として、当地域だけでなく、多方面から多くの人々が訪れる観光名所として親しまれてきました。しかし、昭和61年12月の列車転落事故を契機に、架け替えに向けた取り組みがなされ、平成22年8月に現在の余部橋梁が完成しました。
ひょうごフィールドパビリオンのプログラム『余部鉄橋「空の駅展望施設」からの絶景を体験』では、空の駅展望台から高さ約41mの浮遊感と山陰海岸の絶景を楽しみながら、ガイドの案内により、約100年間、山陰本線の運行を支えてきた旧余部鉄橋の歴史や列車転落事故の教訓を学ぶことができます。
- 住所:
- 香美町香住区余部1723-4
- URL:
- https://expo2025-hyogo-fieldpavilion.jp/program/73
問合せ先:道の駅あまるべ(上記URL参照)
JR「餘部駅」から「石美駅」まで電車で約45分
「岩美駅」から「砂丘東口」までバスで約35分
❼鳥取砂丘《観光》
どこまでも続く砂の世界。はじめて鳥取砂丘を訪れると、そのスケール感に圧倒されます。一番の見どころは、高さ47mの壮大な砂の丘「馬の背」です。急斜面を登りきると目の前には日本海が広がり、はるか遠くの海岸線まで見渡すことができます。鳥取砂丘は、訪れる季節や時間帯によっても様々な表情を見ることができることも魅力の一つです。
また、ラクダ乗り体験や砂地を走れるファットバイクなど広大な砂丘を思いきり楽しめるアクティビティも充実しています。
- 住所:
- 鳥取県鳥取市福部町湯山2164−9
- URL:
- https://www.tottori-guide.jp/sakyu/
問合せ先:鳥取県観光旅行情報サイト
「鳥取砂丘」から「鳥取砂丘コナン空港」までタクシーで約15分
「鳥取砂丘コナン空港」から「羽田空港」まで飛行機で約75分